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ふるさと切手

1990年発行(都道府県の花) 茨城 新切手発行情報

都道府県の花

 
切手図案  バラ
発 行 日  平成2(1990)年 4月27日
発行枚数  400万枚
印面寸法  縦mm×横mm
版式刷色  
原画作者  
  茨城
県庁所在地  
電話番号等  
   
 
バラ(薔薇)
 バラ科バラ属の植物の総称で、野生種は約200種、北半球各地に分布し、日本にもノイバラ、テリハノイバラ、タカネバラ、サンショウバラ、ハマナスなど十数種が野生している。
 現在一般に栽培されているバラはきわめて高度の雑種であり、最も代表的な観賞花木である。
 バラの栽培は古代オリエントでおそらく香料、または薬用植物として始まり、ギリシア、ローマを経てヨーロッパに伝わった。中国でもモッコウバラやコウシンバラなどが古くから観賞用に栽培され、それが日本へも渡来している。
 西洋での観賞の風習は中世以後のことと思われるが、1800年前後、四季咲性をもつコウシンバラなど東洋産の何種かがヨーロッパへ紹介され、それらとヨーロッパ在来種との交雑により、数々の新系統が生まれた。
 その中のハイブリッド・パーペチュアル(H. P.)とティー・ローズ(T.)が、19世紀後半での最重要系統となった。
 年々各国で発表される現代のバラの品種は、系統的に次のように分類される。
(1)株バラ 低木性となるもの。
1.四季咲大輪バラ。ハイブリッド・ティー(H. T.)とも。四季咲性のT. 系と強健な性質の H. P. 系の交雑からうまれた。花色、花型の変化に富み、品種数の最も多い代表的な系統。
2.四季咲中輪バラ。フロリバンダ(Fl.)とも。H. T. とポリアンサの交雑から。多花性で、花壇や鉢植に向く。色彩は鮮明であり、マスカレードのように花色が黄から暗赤色に変化する品種もある。
3.四季咲小輪バラ。ポリアンサ(Pol.)とも。ノイバラやテリハノイバラと中国種との交雑による。数十花が房咲になり、耐寒性が強い。
4.極小輪バラ。ミニアチュア・ローズ(Min.)とも。高さ15〜20cm の、鉢植に好適な矮性(わいせい)種で、花径3cm 以下の八重咲。
5.グランディフロラ(Gr.)。H. T. と Fl. の中間的なもので、たけ高く、大輪房咲。
6.以上のほかに一季咲性、二季咲性の系統もある。
(2)つるバラ クライミング・ローズ(Cl.)とも。これにも大輪・中輪・小輪がある。
1.枝変りつるバラ。株バラの枝変りで、茎が長くのびるようになったもの。大輪種は H. T. から出たが、四季咲性は弱まっている。
2.原種交雑つるバラ。諸種の系統の交雑によりつる性になったもの。なお、H. T. 出現以後の栽培バラを現代バラ(モダンローズ)というのに対し、それ以前のものを古代バラ(オールドローズ)と呼ぶ。
 バラの繁殖は多くはノイバラの台木につぎ木して行う。育種や台木の養成が目的の場合は実生(みしょう)による。
 苗木の植付期は初冬〜早春、ただし暖地以外では厳冬期を避ける。新苗の植付は4〜5月がよい。
 栽培には粘質土が適し、肥料は植付の際の元肥のほかに年間を通じての追肥が必要である。せん定は2月と9月。
 なお南フランス、バルカンでは現在も香料バラの栽培が盛んで、その花から採る香油が香水や化粧品の原料とされている。

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